2005年10月28日

DebianのSarge(ver3.1)化

今までの玄箱Debian化手順に従うと、Woodyと呼ばれるVer3.0のDebianがインストールされます。現在最新版のDebianはSarge(Ver3.1)ですので、せっかくですのでバージョンアップを行っておきましょう。

sargeにすることでapacheが1.3.33という最新版になったりphp4も新しく、mysqlもversionが4になったり…

とのことです。それがよい事かどうかはこの際おいておこう。

まずは /etc/apt/sources.list の編集から。インストール直後の設定ではWoodyの範囲内でのバージョンアップは行えますが、Woody→Sargeのバージョンアップは行えないようになっています。このための対策として、上記ファイルを編集しておきましょう。まずは“su”コマンドを用いて、root権限に移行しておきます。直接開いて編集する方法もありですが、如何に並べるコマンドを実行するのみでOK。意味は当方も理解しかねます。ほとんど魔法の呪文…。

# apt-get install netselect
# apt-get install wget
# netselect-apt sarge
# perl -i -p -e 's/^\# deb-src/deb-src/' sources.list
# mv /etc/apt/sources.list /etc/apt/sources.list.woody
# cp sources.list /etc/apt

と言った感じですね。 /etc/apt/sources.list が読み取り専用属性の場合、一時的に書き込みができるようにしてある必要があります。その場合は、
# cd /etc/apt
# chmod a+w sources.list

としてください。これで全てのユーザに対して読み書きが行えるようになっています。この後上記のコマンド群を実行してください。実行後、この状態ではセキュリティ上好ましくないため、
# chmod a-w,a-x sources.list

として、読み取り専用属性に戻しておきます。

以上を行いますと、いよいよSarge化。いったんログオフして、再度telnetで接続後、

$ su
Password:******
# apt-get update
    …
# apt-get dist-upgrade
    …
# Need to get 42.0MB of archives. After unpacking 50.7MB will be used.
# Do you want to continue? [Y/n](Enterを入力)
    …

ここで事前設定を行う

  1. Configuring Debconf => Dialogを選択してOK。
  2. Configuring Debconf => Highを選択してOK。
  3. Configuring Console-dataそのままOK。
  4. Configuring Console-data => Don't touch keymapを選択してOK。
  5. Adduser => Yesを選択してEnter。
  6. ProFTPd configuration => OK
  7. ProFTPd configuration => standaloneを選択してOK。
  8. Configuring Setserial => OKでEnter。
  9. Configuring Setserial => そのままOK。(どれを選択したかは忘れましたが、標準で選択されたままで良。)
  10. Do you want to upgrade glibc now? [Y/n] => そのままEnter。
  11. Do you wish to restart services? [Y/n] => そのままEnter。
  12. *** halt (Y/I/N/O/D/Z) [default=N] ? => Zを入力。
    以下のコマンドを打つことにより、バックアップを取り新しい設定をインストール。
    # cp -p /etc/init.d/halt /etc/init.d/halt.orig
    # exit
  13. *** halt (Y/I/N/O/D/Z) [default=N] ? => Yを入力。
  14. *** securetty (Y/I/N/O/D/Z) [default=N] ? => Zを入力。
    # cp -p /etc/securetty /etc/securetty.orig
    # exit
  15. *** securetty (Y/I/N/O/D/Z) [default=N] ? => Yを入力。
  16. May I update your system? [Y/n] => Enterを入力。
  17. * Press return to continue => Enterを入力。
  18. [---Press return---] => Enterを入力
  19. Select a number from 1 to 5, from the list above.
    Enter value (default=`1', `x' to restart): => 5を入力
    Eximはあとでqmailにするので、設定は行わない。そのまま使用するのであれば、適宜選択してください。通常は4あたりでいいのかな?
  20. Should man and mandb be installed 'setuid man'?  <Yes>  <No> => Enterを入力。
  21. *** aliases (Y/I/N/O/D/Z) [default=N] ? => Zを入力
    # cp -p /etc/modutils/aliases /etc/modutils/aliases.orig
    # exit
  22. *** aliases (Y/I/N/O/D/Z) [default=N] ? => Yを入力
  23. ProFTPd configuration => install the package maintainer's versionを選択してEnterを入力。

新しいターミナルを開いてDebianのバージョンが3.1になっていることを確認。

Debian GNU/Linux 3.1 KURO-BOX
KURO-BOX login:

となっていれば成功だ!

アップグレード時にバックアップを取ったファイルと現在の設定を比較して、必要な設定をマージする。たぶん、/etc/init.d/haltのみ変更でOKのはず。読み取り専用属性が着いている場合はroot権限より読み書き可能属性に変更する。
# cd /etc/init.d
# vi halt

PATHの設定(PATH=/sbin:/bin:/usr/sbin:/usr/bin)の後に次の2行を追加。

# echo -n "EEEE" > /dev/AVR00
# sleep 3

:wqでviを終了。

# shutdown -h now

ちゃんと再起動されることを確認。/etc/init.d/haltを修正しているので、電源が切れない場合、そこを疑ってみる。

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